湾岸SNIPER

湾岸でチヌ(黒鯛)狙うオジサンの備忘録

【危険】夏の沖堤をなめるんじゃない

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久々に四日市一文字に襲撃してまいりました。
カバー写真がおチヌ様の写真ではないので、NFを彷彿とさせますが、実はこの日は釣れたんです!
でもそれ以上に軽い熱中病になってしまい、あまり喜んでもいられない状態に...

久々の四日市一文字。
この日は午後から攻めようと決めていたので、午前中は名港湾奥へ銀治郎のデビュー戦へ!
あ、銀治郎を買ってしまったんです。予定外の黒鯛師 THEアスリートへチ 88W 20th Anniversaryと一緒に...

AM5時頃より釣を開始するも、チヌの反応は無し...
暑さに負け、AM8時には納竿。
ま、初めから釣れるとも思っていなかったので(強がり)いいんです。
彼の入魂は当面お預けで。

 

で、午後は本番と決めていた四日市一文字で目印での落し込みへ!
メインロッドをBJ SNIPER F-40UMとし、風が吹いてきたりした時用に予備としてBJ SNIPER TH-45UMを、リールはBJ75Dを持って行くことに。 

そして、午後12:50の船で四日市一文字へ。
いや、それにしても熱い...暑いではなく熱い...
灼熱です。
イヤな予感しかしていなかったので、実は前日にクーラーボックスを調達していたのですが、色々と甘かった。 


13時過ぎより、この日のために作った目印仕掛け5mm・25cmピッチ2.5mを付け釣行開始。
おかげさまで、内オモリも慣れてきました~

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*2

今回、内オモリとして糸オモリを使用。
最初は8回巻きで使っていましたが、若干沈みがイメージと違ったので12巻きに変えて途中から探ってます。

因みに、個人的な内オモリのコツですが、からすの爪を使ってスマートにハリを中に入れることができると良いのですが、自分の場合は上手く行きません。

item.rakuten.co.jp


そこでまずハリをカラスガイの長編に刺してしまい、そこにできた隙間にからすの爪を入れて隙間を作ります。
ただ、この隙間を確保し続けるのがけっこう難儀で、自分の場合はからすの爪で薄い隙間ができたら、親指のお肉を挟み(肉付きがいいので...)、隙間を確保しています。

針の入れ方としては、針のチモトを貝の中に沈め、針先を出すような感じになるので、自分の場合は刺した針を一度抜き、チモトの方から針を入れ、オモリ部分を入れた後、貝をそっと閉じています。
こうすることにより、以前よりは効率的且つ、カラスガイを殺すことなくオモリの付いた針を貝の中に入れることができました。

因みに、カラスガイを殺してしまうと、貝の口が閉まる力が無くなり、薄く口をあけた状態になるので、「(殺)やっちまった」と言うのはすぐに分かると思います。
口が開いてしまうと浮力が強くなるためか沈みが悪くなります。

 

そして釣り開始から2時間程度経った時でしょうか、なんとなくスライダーにも慣れてきた頃、潮と風が良い感じに。
そして、遂に遂に目印が『ピュッ!』と走ってくれました。
すると久々のあの重み!
久しぶりすぎてと、目印仕掛けでのウン十年ぶりかのチヌに、少々焦ってみたり(笑

そして、遂に上がってきました!
いやぁ〜この写真撮る時、少し手が震えていた気がします(笑

 

ハリスをチックするも、特に傷などは確認できなかったので、そのまま釣りを続けます。

1枚だと「まぁ〜まぐれだよなぁ〜」とか考えていると、また目印が『ピュッ!ピュッ!』と走ります。
今度は少し余裕あり!
棚は2.5mあたりであたっていたかと思います。

 いやぁ〜1枚目を釣り上げて20分も経たずに2枚目ゲットしてしまいました。
たぶん、そうとうニヤついていたかと思います。

ハリスも針も特に問題が無いので、またこのまま続けます。
それにしても暑い...
最初の2枚は似たようなところで釣り上げたのですが、再開した時には人が入ってしまっていたので、少し先まで行き釣りを再開します。

そしてまたそれから20分程度。
今度が目印が3mぐらいのところでとまります。
聴くように竿先を上げると『ズドン!』と重みが竿に!!
いやぁ〜このF-40UM、思った以上に柔らかい竿で自分の好みの曲がり方をしてくれます。

完全に時合いです!
今釣らなくていつ釣るの!?

ただ、始まったのは時合いではなく身体に異変・・・
3枚目の魚を外している頃から、走ってもいないのに息切れが...
何事だと思いながら準備しつつも、なんか収まりが悪い。
それに尋常ではないぐらいの汗。

これはヤバいと思い、少し休憩するも炎天下・日陰のない堤防。
全然汗が収まりません。
この頃がだいたい16時30分ぐらい。
風もぴたりとやみ、暑さだけが増していきます。

買ったクーラーボックスには500mlのお茶2本と氷が入っていたのですが、この頃には水も尽きてしまい...

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お茶を2本しか入れなかったのは、実はあまりスペースがないから。
餌を炎天下に置いておくと、貝の口が煮立って開いてしまうので、大事に大事にクーラーボックスにしまっていたのですが、そのせいで水を入れるスペースを設けることができず...

 

さすがに死までは覚悟することはなかったですが、少々のヤバさを感じてはいました。
場合によっては、海上保安庁に電話しないといけないのかな?とか思いながらも、ここで問題を起こす事で、ここの釣り場の人たちにも色々迷惑がかかるよなぁ〜とか思いながら、帰りの船を待ちます。

18時を過ぎた頃からは少し風も出てきて、身体がずいぶんと楽になりました。
ただ、既に暑くはないんですが、汗がとまりません...
完全に体温コントロールの機能が麻痺していたのかもしれません。

無事19時に帰りの船に乗り、陸に上がる事ができました。
ただ、既に上下の服は汗でビショビショ・・・
このまま車に乗るわけにも行かず、ただ着替えもなく...
しかたなく汗を拭いた後、持っていたレインコートに着替え釣り場を後にしました。
(もちろん車内はクーラーがんがん)

 

今回、このようになった原因を帰ってから色々考えました。
一番思い当たる原因は、こまめに水分を取っていなかった事でしょう。
また、汗により身体のミネラル相当抜け出ていたのでしょう。
本当はお茶ではなく熱中症対策を全面に出している清涼飲料水がよかったのかもしれません。

また、Twitterでこのことを書いたら塩飴も良いと加トちゃんさんから。

どちらにせよ、真夏の沖堤に挑むとしては無防備な装備だったと思います。
釣りしている時、そもそも水を携帯していなかった自分を責めるしかありません。
ただ、水を腰にぶら下げていくと重いんですよね〜
装備を軽微にする事含め、これからの真夏の釣行について考え直そうと思います。(←なにかのフリ?)

 

久々の落し込みでのチヌ!
久々の感触!
サイズこそ小型でしたが、「やっぱ俺、この釣り好きだわぁ〜」と改めて思いました。
さて、次回はいつの釣行になるのか?
また四日市か、それとも淡路・徳島か?(あ、淡路!?と、徳島!?)

 

ロッド :BJ SNIPER F-40UM
リール :BJ75D
ライン:ナイロン 2号
目印仕掛:ナイロン(1.5号/5mmパイプ/25cmピッチ/2.5m)
ハリス:クレハ Seaguar Grand Max 1号
針 :伊勢尼 8号(糸オモリ・内オモリ)
餌 :イガイ

 

本日のお魚たち

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*1:四日市一文字

*2:内オモリ