【遠征】念願のヘチ釣りでウキウキ フィッシング
皆さん、沖堤に行く時に『便を催しそうになったらどうしよう?💩』
と、考えた事ないですか?
僕は毎回心配で心配で、考えれば考えるほどお腹が痛くなってしまいます...
皆様、こんにちは・こんばんは。
湾岸スナイパーこと、湾スパです。
さて、今回は念願のマングースさんとのヘチ釣りです。
これを書いている今、かなり記憶が薄れてきておりますが、最後までお付き合い頂けると今後の励みになりますので、何卒宜しくお願い致します。
前回の釣行後の雑談でマングースさんから「次回はヘチで」と言う事もあり、ヘチの大先輩であるローレルさんにMessengerを介して色々と教えてもらう日々が続きました。
皆さんは、ローレルさんにどんなイメージをお持ちですか?
実はすごく優しい御方なんです。
いつもこんな風に絵心満載の図を添えて色々と教えてくれます。
ほら、ね!!
凄く丁寧に教えてくれるローレルさんに感謝です!
(画が下手だからモザイクいてるんじゃないよ~(σ'д`)アッカンベー)
さて、釣行当日は邪魔者ローレルさんはお仕事のため釣りはお休み。
この日は12時便で5防へ渡るという事で、11時前には神戸渡船に到着。
実はこの日、前々からマングースさんにオススメされていたヘチ竿"ダイワ ブラックジャック スナイパー メタルチューン ヘチ F-300M"を持っての初釣行!
以前の神戸釣行の時に、ダイワBJ85も入手していたのでダ・イ・ワなヘチタックルでの初釣行となる予定でした。
そう。なる予定だったのですが・・・
渡船乗り場に到着し、仕掛けの準備を始めるため車から竿を出し、タックルを入れている鞄からBJ85を出そうとするも、『ない』『あれ?ほんまにない?』『ない!(・・;)』
そう、なんと自宅に忘れてきてしまったのです...
『やばい(なにが?)』
と思いつつ、鞄を漁ると"黒鯛工房 黒鯛師 THE アスリート ヘチ 88W"があるじゃないですか!
が、今日は竿とリールをダイワと決めた日。
ちらっと親分の方を見るも、こちらの焦っている様子には気がついていない様子ε-(´∀`*)ホッ
リールがなければ釣りにならないので、『シレッ(*ノ∀`*)アハッ』と竿に装着する事に。
でも、そりゃ~普段使っていないリールを付けてると目立ちますよね。
物音を立てずに近づいてくるマングースさん。
チビリそうになる自分(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
そして一言「ええリールもってるやん!( ^ω^ )ニコニコ」
僕は何に怯えていたのでしょうか(笑)
さて、予定通り12時の便で5防へ出発。
今日も我々以外はほぼポートアイランド方面に向かうお客様。
船中、マングースさんに
「ヘチはそんなにやった事がない。キビレしか釣った事ない。それも5防で...」
と伝えると、
「ま、心配せんでも良いよ。釣れるから(ニヤリ)」と申されます。
そのニヤリとした表情、なぜか背筋がゾクッとしてしまいます...
そして、いつものようにいつもの場所で下船。
仕掛けの準備をしていると、マングースさんがF-300Mの特性を色々と教えてくれます。
書くと長くなる(マングースさんの話が長いわけではないでしょ!!)ので要約すると「めちゃ感度がエエ!」と言う事です。
※じつはこの感度の良さ、別の日に別のヘチ竿を使った時にその違いを感じる事になりました。
さて、釣行開始です。
いつものように「ほな、お先にどうぞ(*´д`)y-~」と私に先行を譲って下さります。
落とし方もyoutubeでの見よう見まねで、出ている糸が全て沈んだらリールを回転させながら引き続き落としていきます。
10分か15分経ったでしょうか、私にはアタリが出ません。
と言うか、際キープできているのかな?と不安になる始末。
すると、少し後ろを歩いているマングースさんが竿を曲げてます。
「ほら、おるからハヨ釣れ!(ボ○カ×)」※注意:ローレルさんの真似であって、決して本人が言うているわけではございません。
ただ、際に落とせていないように感じる自分。
恐る恐る親分に泣きつきます。すると...
「しゃ~ないなぁ~( ´・д・)y-~」
すると、目で「ヘチまで行け!(ク○ボ△)」と。
ドMな私は『なんて優しい人💓』と思いながら、スキップしてヘチへ向かいます。
「この釣り、落とし方山のようにあるので、あくまでも一例と思って見といてみ!」と申されます。
聞くところによると、それこそ長い歴史のある釣り方なので、落とし方は場所・人によって千差万別のようです。
実際の落とし方は"有料メソッド💓"なので、具体的には書けませんが、自分の感想から言うと『際に落とすために、大胆な竿裁きをしてもいい』という所でしょうか。
また、リールを常に回転させながら落とす方法"ではない"落とし方を教えてもらえた事で、なんとなく自分ではイメージのしやすい落とし方!
そんなレクチャー中に穂先を見ているとコンコン!とアタリが出ます!!
マングースさんの顔を見ると『(`・ー・´)ドヤ!』と言う顔をされてます。
もう、アタリを見てしまうと心ここにあらずに(笑)
鼻息荒いまま、早速自分も教えられた方法で落としていきます。
そしてこの時、F-300Mのポテンシャルがフルに発揮されます。
なんと、際をキープできているのが手元に伝わるのです。
なんと言えばいいのか、餌がガリガリ壁に当たっている感じや、PEが落ちる時に壁にこすれている感じが手元に伝わってくるのです。
『なに、この竿、ヤバイ💓』
と思いながら数投落とすと、コツコツと軽快なアタリが手元に!!
透かさずあわせるとドーン!
と竿に乗ります。
3mといつも使うより短い竿でのやり取り、F調子である竿の曲がり!
最高に良いですねぇ~
上がってきたのは立派な黒鯛様💓
嬉しくなって、マングースさんの所に持って行くと、
「ほらな、釣れるいうたやろ(ドヤッ)」と。
もう、師の仰せの通りでございます(シ_ _)シ
その後も順調にあたっては掛けを続けますが、途中からPEと道糸部分の結束部が切れてしまう状況が多発します。
なんどか結び直しをしますが、スッポ抜けのような状態が続くので、ここはおとなしくヨリモドシを入れて対処します。(今度、PEとの結び方きこっと!)
そんななか、東の方へ目をやると、黙々と黒煙が上がっているではないですか!!
けっこう長時間煙が上がり続けていました。
途中風向きが5防方面の時もあり、臭いがこちらまで届いてきます。
初めは六甲アイランドで火災かな?と思っていたのですが、後から聞いたところによると鳴尾付近の倉庫が燃えていたようです。怖い怖い...
さて、そんな中でもアタリは続きます。
途中小ぶりが混じる事もありましたが、夕方頃より復調します。
そして遂に、遂に出ました!
51cm!!!
まずはDRESSのアプリで計ってみたところ、51cmオーバー!!
神戸渡船の大物賞を狙うべきか相談すべく、マングースさんの所に黒鯛様を持って走ります。
※注意:見せたかっただけ?(笑)
マングースさんのメジャーで測ってみてもらったところ、こちらでも51cmオーバー!!(TwitterでDRESSのアプリは誤差があると嫌味を言われたりもしましたがw)
ただ、まだ帰船まで数時間。
確実に縮こまるギリのサイズなので、今回はリリースする事に。
「おっきくなって帰ってこいよ~!!」
さて、帰船まで残り2時間程度になったところで、釣果は既に9枚!
否が応にもOVER10が頭をよぎります。
そこからが辛い戦いの始まりでした。
アタリは続くも、掛けてはバラシを繰り返してしまいます。
なんてプレッシャーに弱いんだと思いながらもバラシを続け、ようやく10枚目をゲット!!
堤防から10枚オーバーってかなり久々の事です。
そして1枚釣ってからはプレッシャーから解放されたのか、その後数枚釣り上げ、この日は納竿です。
すっかり日が落ちるのも早くなり、船に乗る頃には辺りは暗くなってます。
「ま、心配せんでも良いよ。釣れるから(ニヤリ)」
の意味するところは何だったのか?
なんとなく分かったような、分からなかったような...
片付けも終わり、マングースさんより
「ヘチもおもろいやろ?どっちが好き?」
と聞かれました。
どちらが好きか?
同じ黒鯛を同じような場所で釣る釣り。
似てるようで、似ていない釣り方。
確かに沢山釣れて楽しかったけど、まだ今は目印かなぁ~
と言う様な返しをしていると
「ア○ク△ボ■」と言う返しを期待してた?のに、
「そうかぁ~(仏様のような顔)」
で終わりました。
『え?なにが「そうかぁ~」なの!?』
と思いつつも、ここは聞くのも野暮なので、そっとスルーしておきました(笑)
今回の釣行、神戸港だから?体験できたアタリの多い中での釣行。
釣れない環境で落とし続けてもなかなかイメージがわかなかったのでしょうが、今回は運良くアタリが多い状況で落とせたので、初めてに近い釣り方にしては良い感触を掴めたような気がします。
また次行くとボロボロなんだろうな・・・(((( ;゚Д゚))))
■ヘチ仕掛
ロッド :Daiwa BJ SNIPER METALTUNE F-300M
リール :黒鯛工房 黒鯛師 THE アスリート ヘチ 88W
ライン:PE 1.2号
ハリス:クレハ Seaguar Grand Max 1.2号
針 :伊勢尼 9号(外オモリ)
餌 :イガイ
*1:F-300Mでの初物